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槊哉の部屋


[4] 矛盾
詩人:槊哉 [投票][編集]



それは、悪意なき欺瞞?




知っているフリをした


黙っていたのではなく、
ただ、云えなかっただけ


恐かった
存在の否定が…


悲しかった
無力だと気付かされた


知りたくなかった


だから、肯定も否定もしなかった


見られてはいけない
その仮面


誰にも気付かれずに
処分したかった


だけど出来なかった…


結局、汚れた仮面を外すことが出来なくて…




背徳者になるしかなかった…



2010/05/12 (Wed)

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