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マーの部屋


[2] 心拍(拍の間)
詩人:マー [投票][編集]

吹く風 さめざめ 酔いと覚め
誰々 彼 彼女の当て見ずさ迷う
砂上 土 踏む 夕闇 冬
見え隠れ 漆黒来る

触れた空 切る一刀
住めば来る充実 否 終日宙見る
微細 内 視界変化 気概と不安定さ 落ち着きない

逆立つ毛 手汗 遮る水滴
後頭部 背に落ち 後
熱情 冷静にも辟易 芳(かんば)しくない声明
音上げる 好調の上に乗る
強弱の魂胆黙読
快楽 自然 俗物 俺動く


一人桃源郷 幽玄の音 低く蠢く それ重点
くるめん紙 手持ちで折り目付け
媚びてるか 媚びられてるか 解らん字
変わらん ノート線見つめ
事に付け進めん 気触れる
律する もっと気付け
始まりから片付け力何に授ける?
擦り切れる 淡い傷 気張ると

くどくど呟く見 堕落し 楽 着地
塞ぐ口で 吸い込まれる月
実り一向に無理 瞬間もう俯き この難しさつむじ
塗りたくってくれ漆
細やかな網目の篩(ふるい) 事細かな心ですぐに
取り除く コアの周囲は
まばらで数奇 残る コアに疼き

手に来る静寂 止めどなく 咳き込むよう書く 性格一体 意気込む
刻々 変わる 情景見とく
自分指導 証明 特に酷

披露する壇上に登板
冗談も観賞してくれ 称賛と共感
散々 惨敗でも 寛容に忍耐
奔放に舞う今 拍の間 取る 心拍

2012/05/21 (Mon)

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