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貴の部屋


[2] 寝ぼすけ
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まぶしい朝の日差しが
空を青く染めだして
めざわりな目覚ましが耳もとで騒いでいる
こないだ買ったばかりの背負いなれないかばんに
返し忘れてたCDをつっこんで
家を飛び出したけれど

君との待ち合わせに間に合うはずない
言い訳を考えながら
君のもとへ走ってゆく

ほどけた靴紐直さずに
ただひたすら裏路地を駆け抜けて
待ち合わせの公園見つけたなら

大声で僕の名前を呼んでくれてる君がいた

2005/06/24 (Fri)

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