詩人:アルバトロス | [投票][編集] |
デッコボコを
ツッルツルにして
はい、みんな仲良しだなんて
なんか違うだろ
デッコボコのでっぱりで
ツッルツルな脳みそが詰まった頭を
ブッ叩いてブッ叩いて
ブッ叩かれてブッ叩かれて
何で線が引いてあるのかを考えろ
消しては書かれた意味を考えろ
越えないための線だ
複雑な線だ
進入禁止で進行可能だ
わからないなら引きこもれ
デッコボコをシッワシワにして
シッワシワの奥から光が射す
地球は丸くない
デッコボコだ
地球は青くない
そんなに単純じゃない
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想ひ燃え
積み積まれていく
灰の山
知らぬふりと
ただ見つめたり
つんでれを調べた僕です(笑)
いまいちちゃんと意味がわからなかったので…。
一応、男性目線で書きました。
AIKU120304
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音楽はいいですね
本当にそう
音楽はいいものです
音楽にはまずメロディがありますね
そうですね
たとえば雨の音も音楽だけど
そこにリズムを感じて
そしてメロディを感じる
だから雨の音も音楽ですね
メロディはひとつの音ではできませんね
そうですね
雨が一粒ぽつん
さらに一粒ぽつん
たくさんの雨粒がぽつんぽつん
それがメロディになるんですね
では僕とあなたと知らない誰か
みんなで繋がればメロディですね
みんなのリズムが合わさって
みんなでメロディを奏でる
そして美しいハーモニーが生まれたら…
それは素敵ですね
人生も言わば音楽ですね
音楽はいいですね
本当にそう
音楽はいいものですね
僕らの人生にいつも音楽を
僕らみんなが音楽だから
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春の風がこの街にたどり着いた日
僕は君を見送った
そういう言い方をしてみると
君が帰ってくる気がしてくる
でもそれは嘘っぱちだ
実際は君は去っていったのだから
春の風がこの街にたどり着いた日
僕は君に見惚れていた
さよならと言って歩き出した君に
僕はただただ見惚れていた
最後に見た君は今までで一番美しかった
まるで失恋と同時に初恋をしたような
そんな感覚で君を見ていた
僕って変かな
僕にとっての君は
あの瞬間の君だけになろうとしている
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いつもの場所に会いに行くよ
その笑顔に会いに行くよ
眩しい昼間の光の残像が
絡みあいながら旅立つ頃に
いつもの場所で待っていてね
優しい笑顔で待っていてね
それだけで満足してしまう僕を
同じ顔した奴が蔑んでも
人が生きるということは
流れ流れてどこかに辿り着くということ
でもこのままで 僕はこのままで
想いに火をくべながら体育座りさ
いつでもどこでもは理想論さ
あのぼやけた視界のなかだって構わないさ
雨の滴が窓ガラスを伝い流れて
ひとつになるように寄り添いたい
君が好きだというそれだけでいい
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焦ってしまうのは計画性がないからだ
そう思っていたけれど
焦ってしまうのは今を生きているからだ
そう思えばなんだか少しカッコいい
本気の汗と冷や汗と
わからないくらいにひたすら
ただひたすら走る
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何でも繋げて考えちゃうと
初めの位置に戻っちゃう
数珠繋ぎは良くないな
アレとコレとは別のこと
例えばあなたと僕の話
あなたと一緒に歩いていきたいけれど
あなたの歩幅に合わせるのは疲れるの
何でも一緒に考えちゃうと
辻褄合わせに取り繕う
数珠繋ぎは良くないな
ソレとコレとは別のこと
次元も空間も何もかも
ふにゃふにゃな関係で
あなたといたい安らぎたい
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ガムをね
吐き出すタイミング
逃してしまって
ずっと口ん中
味はもちろん
香りもしない
もう固くなって
心なしか小さくなったかな?
ガムをね
吐き出すって
意外と難しいかも
ずっと悩んでる
別にね
忘れていたわけではない
いつ吐き出すかいつ吐き出すか
ずっと考えてた
ガムのことは
気にしすぎない程度に
気にしているし
忘れてないよ
あ、今ミントの香りがしたような?
ずっと前から
噛むのも疲れて
口ん中を転がしてる
ガムは丸くなっている
もう何だかずっとさ
居て良いよガム
僕の口ん中にさぁ
消えて無くなるまで
呑み込んじゃったら
ごめん
くしゃみで飛ばしたら
ごめん
ガムをね
吐き出せずにいる
タイミングを逃してしまって
ガムは僕の唾液に浸っている
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あのゆうやけ きれいだね
なんだかすこし さびしいね
あのゆうやけ きれいだね
なんだかすこし かなしいいろ
あのゆうやけ しずんだら
きっとまんてんのほしぞらだ
あのゆうやけ しずんだら
きっとあしたは いいてんき
きみはどうおもう?
ぼくはきみをおもう
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気付く前に気付きたいけれど
それは不可能だから
僕は予言者ではないから
気付いてから気付くのも
それは仕方ないから
僕は単純にストレートだから
君と事故を刻みたい
出会い頭にキスをして
凹みを撫でて
膨らみに恋をして
潰れた思考に愛を注いで
理解不能が事故ならば
出来すぎた台本なしに
ひたすらに君と事故を刻みたい
kikaku2012事故