ホーム > 詩人の部屋 > アルバトロスの部屋 > 残した嘘

アルバトロスの部屋


[158] 残した嘘
詩人:アルバトロス [投票][得票][編集]

捨てられた猫みたいに
お星様に願い事さ
去りし日よ忘れてくれるな
あの日の僕の涙


北極星
北風にゆれ
煙草に霞んだら
もう手遅れ
イマイチの寸劇
寂しげに君は拍手するだろう

だから僕は笑って
君も笑って


指輪のダイアモンドに
君の涙が弾けたら
そいつは偽もんだぜ

2006/11/16 (Thu)

前頁] [アルバトロスの部屋] [次頁

- 詩人の部屋 -