ホーム > 詩人の部屋 > アルバトロスの部屋 > 銀河鉄道

アルバトロスの部屋


[157] 銀河鉄道
詩人:アルバトロス [投票][得票][編集]

僕のものさし
短すぎて
キミとボクの隙間
30cmも測れない

何より
想い馳せたコーカサスよりも
キミは遠く
ボクの憂苦の終焉
立ち込める夕霧に霞んで消えた
まるで嘘のように

ボクは溜め息を飲み込んで
そのまま空を見上げて泣いた


夜空には銀河鉄道
SLが急カーブして走り抜けた

2006/11/07 (Tue)

前頁] [アルバトロスの部屋] [次頁

- 詩人の部屋 -