君の涙を見るために僕ら歩いてきたわけじゃない嘘でもいいから笑って僕にその笑顔をもう一度でも君の笑顔だけを集めたら世界はどんなに物足りないだろうごめんね。その言葉は僕にゆだねられたまま灰皿に転がる煙草と並んで君をそっと溶かしてゆく僕はそっと消えてゆく
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