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アルバトロスの部屋


[283] 夕日は僕がどう思おうと夕日だ
詩人:アルバトロス [投票][得票][編集]

君と同じ夕日を見ていたと
正直な嘘をついた
僕の部屋からは夕日なんて
背伸びをしても見えやしない

その嘘は僕らを繋ぐ
唯一の「本当」になる
僕は君との電話を切った後
チャリに乗って海に向かう

重なりはまたズレを
生むだろうけれど
僕らは重なり合う
そんな不思議な現象を
夕日は全て知ってるように笑う
君がそこにいる気がした

2008/08/05 (Tue)

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