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アルバトロスの部屋


[387] 片想いのうた
詩人:アルバトロス [投票][編集]

いつもの場所に会いに行くよ
その笑顔に会いに行くよ
眩しい昼間の光の残像が
絡みあいながら旅立つ頃に

いつもの場所で待っていてね
優しい笑顔で待っていてね
それだけで満足してしまう僕を
同じ顔した奴が蔑んでも

人が生きるということは
流れ流れてどこかに辿り着くということ
でもこのままで 僕はこのままで
想いに火をくべながら体育座りさ

いつでもどこでもは理想論さ
あのぼやけた視界のなかだって構わないさ
雨の滴が窓ガラスを伝い流れて
ひとつになるように寄り添いたい
君が好きだというそれだけでいい

2012/05/03 (Thu)

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