ホーム > 詩人の部屋 > アルバトロスの部屋 > 主語のない生活

アルバトロスの部屋


[408] 主語のない生活
詩人:アルバトロス [投票][編集]

朝、目を覚ます
しばらく布団と一緒に丸まって
時間と一緒に寝過ごしちまう

目を開ければぼんやりと薄暗い
視点がなかなか定まらない
強引に静けさだけが聞こえる

起きなきゃね
行かなきゃね
思い通りにならなくても

布団が重くのしかかる
あんまり気分は良くないけれど
布団と一緒にはねのける

2014/03/08 (Sat)

前頁] [アルバトロスの部屋] [次頁

- 詩人の部屋 -