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アルバトロスの部屋


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詩人:アルバトロス [投票][得票][編集]

夜はただの時間帯のこと
そう言われてしまえば
確かにその通り

セロテープで朝と繋げて
つぎはぎのこの気持ちにそっくりだ

夜はこのよく知る空間のこと
そう思い込んでしまえば
生温い優しさ

そのまま朝に運んで
光のなかに霧のように消えていけ

君のいない夜が
君を想う気持ちに比例する
膨らんで醜い姿をぼかしていく
僕は誰かのふりして笑う

2014/08/02 (Sat)

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