詩人:USAGI | [投票][編集] |
当たり前のように 私が居て
当たり前のように あなたがいて
当たり前のように あの空間があって
当たり前のように あの時を過ごしていた
「あの頃に戻って
もう1度歩めたら
今度こそはうまく行かせるのに」
こんな“たわごと”
決して誰にも言わないけれど
思うだけならタダ
どうか思いたいだけ
せめて思わせて
当たり前のように 私が居て
当たり前のように あなたがいた
詩人:USAGI | [投票][編集] |
あなたが
“生きててごめんなさい”なんて言うから
逆に“生きててありがとう”と返した
たぶんまだ気付いていないよね
あなたがくれる
そのキラキラしたものは
あなたにしか出せない
だからわたしはここに居れる
あなたが自然に
放っているものは
あなたにしか出せない
こんな寂しいこと
言いたくて言ったわけじゃない事分かってる
こんな悲しいこと
言いたくて言うわけじゃないだろうから
余計苦しい
あなたが
“生きててごめんなさい”なんて言うから
逆に“生きててありがとう”と返した
詩人:USAGI | [投票][編集] |
目を見れば だいたい
話してみれば 大抵
他人の事なら解ってしまうのに
自問自答しようとしても問いただすだけで
自分の事が分からなくなる
こんな気持ちを分かってくれるって
手を挙げてくれた君の
君のその手をそっと握りたい ぎゅっと
詩人:USAGI | [投票][編集] |
あなたがあなたを保っているものは何?
あなたがそうやって立っているのは何故?
あなたが向かうその先にはなにがある?
気付いた事があるの
あなたの目がいつもキラキラしているのは
あなたが見つめるその先に光る物があるから
そして気付いた思いがあるの
あなたの目はいつもキラキラしていて
私はそれを羨んでいること
とてもとても 羨んでいること
詩人:USAGI | [投票][編集] |
とろける程甘かったと思えば
少し焦げた様にほろ苦くなる
胸が苦しくなる程すっぱかったと思えば、
しかめっ面になるくらいしょっぱくなる
あなたと居る時だけに
ふいに飛び込んでくるこの味覚
口にした事はないけれど
詩人:USAGI | [投票][編集] |
裏切りを恐れて
信じるのをやめた
この人なら、と
期待するのをやめた
そうしていつからか
人を見るのをやめた
するといつのまにか
自分が人じゃなくなっていた
裏切りを恐れて
人を信じないのをやめた
気付かせてくれてありがとう
詩人:USAGI | [投票][編集] |
このままにしとくと破裂しそうで
重くてどこかに置きたいんだけれど
今あなたに預けられるものならば
そんな楽な事はないのだけれど
そろそろ限界だわ
だけど肝心のあなたが居ない
困ったな
詩人:USAGI | [投票][編集] |
言葉じゃ伝わらない想いを
体温で満たして
体温だけじゃ伝わらない想いを
言葉で君に放つ
言葉だけじゃ伝えられないように
誰かが仕組んだとしか思えない
嬉しい罠の中で
君と話そう
“カクシコトバ”
詩人:USAGI | [投票][編集] |
誰が何をしようが関係ない
誰が何を言おうが関係ない
君がどこに居ようが
誰と居ようが
何をしようが関係ない
関係ない
ただ1つ悔しいのは
僕がこうして
素直になれない事
君が誰よりも知っている