詩人:USAGI | [投票][編集] |
ある人に言われたよ
『キミは歪んだ鏡を持っている』と
おかしいな 僕が持つ鏡は
普通なはずなのにな
だけど その“歪んだ鏡”は
今日も 僕の前から離れない
それが恐くて 前を向けず
今日も僕は空を見上げている
詩人:USAGI | [投票][編集] |
あの時
私が君に頼らなかったのは
君が頼りなかったわけじゃなく
君なしじゃ生きられなくなりそうで
1人じゃ立てなくなりそうで
恐かったんだ
頼る事と
すがる事は
似てるようで違うのにね
あの時
私が君に全てを見せなかったのは
君の心が狭いわけじゃなく
こんな私をさらけ出したなら
君が離れて行ってしまうと思っていて
恐かったんだ
それで終わる関係なら
いらないと思ってたくせにね
なにかが吹っ切れた今は
あの頃より
少しだけ強くなれた気がするよ
もう苦しくはならないから大丈夫
こうして読まれない手紙を書いていても
詩人:USAGI | [投票][編集] |
あの人を ただ
遠くから見てるだけで
それだけで良かったんだ
それだけで良かったのに
近づきたいと思ってしまった
気が付けばこんなに傍に居た
あの人を ただ
遠くから見てるだけで
それだけで良かったんだ
それだけで良かったのに
詩人:USAGI | [投票][編集] |
あなたに会うのが恐くて
あたしは今ココにいる
中途半端は嫌いなのに
あたしは今ココにいる
あなたを目の前にすれば
あたしは手を伸ばしてしまうだろう
でもそれは不本意なんだ
あなたに触れてしまうことが恐くて
あたしは今ココにいる
詩人:USAGI | [投票][編集] |
まるで子供がおもちゃを 欲しがるように
あのヒトが欲しいと思った
だけど ヒトはヒトだから
誰かにねだる事も出来ず
ただ もどかしさにかられていた
あのヒトと 隣に居る事が出来ても
決して自分のものにはならない事
分かっていたけど
それでも
自分のものにしたくて
まだ もどかしさにかられている
まるで子供がおもちゃを 欲しがるように
詩人:USAGI | [投票][編集] |
あたしが居なくなったところで
さて 何が変わるだろう
きっと何も変わらないだろう
痛くもカユくもなく
昨日と変わらぬ青空が
あなたの世界に広がる
何かに頼らずにはいられない
あたしとは違うから
あたしが居なくなったところで
さて 何が変わるだろう
きっと何も変わらないだろう
だって あなたは
あなたは強いから
詩人:USAGI | [投票][編集] |
本当に伝えたいことほど重くて
ココロん中 溜まりやすいんです
本当に伝えたいことほど重くて
口まで持ってくの大変なんです
相手のココロに届けるのは
もっともっと大変なんです
詩人:USAGI | [投票][編集] |
“好きにならなきゃよかった”
“嫌いになれたらどんなにラクか”
よく聞く この言葉が
重くて ココロが潰されそうになる
だけど なぜだか
“出会わなければよかった”とは
思いたくても思えないよ
詩人:USAGI | [投票][編集] |
伝えたいこと
たくさんあるよ
だけど ねぇ
何から伝えればいいか分からない
聞きたいこと
たくさんあるよ
だけど なぜだか
だいたいの答えは見えてる
口にしたいこと
たくさんあるよ
だけど ねぇ
たくさんありすぎて
聞いてほしいこと
たくさんあるよ
一言返事で 笑ったりしないでよ
軽くかわしたりしないで
どうしようもない事でも
ねぇ 真剣に聞いて
詩人:USAGI | [投票][編集] |
目を閉じれば
何も見えず
耳を塞げば
何も聞こえない
口を開くことを
やめても
完全には防御出来ないんだ
ココロだけ
打たれ強くなるか
麻痺してしまうか
どっちかにしてよ
もうこんな弱々しい
自分にはこりごりなんだ