詩人:SAD | [投票][編集] |
醜い心が
出ては消え 出ては消え
消しても 消しても
底の方からあふれ出す
優しくいられますように
素直になれますように
醜くなりませんように・・・
ああ 誰に伝えたらいい?
誰がわかってくれる?
きついとかつらいとか
そんな言葉じゃ全然足りない
ぜんぜんぜんぜんぜんぜんぜんぜん・・・
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いつも誰かに頼りたかった
頼る誰かを探していた
友達がどんどん相手見つけて
一人きりになった時
頼れるのはあなただけだと思った
裏切られても 嘘つかれても
あなたしかいなかったから
でもよく考えてみたら
あなたは一度たりとも
頼らせてくれなかった
あの日以来
いつの間にか
一人で生きていけるようになってたんだ
だから当分
次の人は見つけられないと思う
当分ね
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いい事が80%くらい占めてて悪い事が5%
何でもない事が15%くらいだと
悪い事なんて何でもなく
返って起爆剤になったりする
そんなにうまくいかないかな
でもね
気持ちの持ちようだと思うんだ
いい事が5%でもいい事は良い事だし
悪い事が何%あろうと
何でもない事さって思えばいいんだ
何でもない事でも
いつのまにか良い事だったりするから
いつも笑ってるねって言われたあの頃に
戻ってみたらいいのかもね
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1ミリの隙間に
数千もの期待を詰め込んで
あとの99ミリ
見ない振りしてた
見えてないはず無いのに
わざと違う方を見てた
振られたら悲しいという事と
悲しいと涙が出るという事を
こんなに冷静に実感したのは
成長したからなのかな
涙ってあふれてくるもんだって
あの人は知っているのかな
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会えないのは
努力が足りないから?
それとも
愛情が足りないから?
だとしたら足りないのは
誰のせいなの?
会いたいと思ってくれてないの?
メーターが振り切れてしまうよ
ぎりぎりで生きてるから
これ以上私を崩さないで
稲妻に打たれて
どこかに埋まってしまうよ
このままじゃ
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明日は頑張れないよ
きっと顔を見ることさえできない
食べ過ぎたお腹のあたりが苦しくて
それなのに解消されないストレスが
最悪の自分と
最悪の事態を呼び寄せた
見え始めた光など
何にもなくなって
残っているのはただ後悔
何で好きになったのだろう
あれほど
ならないと決めたのに
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いつもの自分じゃない
宙に浮いたまま
浮ついた心が
どんどん引き起こす
散々な事態
早く早く元に戻って
明日あの人に会う前に
雨が降りそうで降らない
湿度の高い嫌な日
全てがおかしな方向に
散っていった
自分もそれに
引きちぎられて
ばらばら ばらばら
忘れていた苦しみさえも
呼び覚ました
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せっかくの大きくて丸い月が
ビル達に隠されてしまって
電車の窓からでは
見続けることができない
重たそうな濃い黄色の月も
ビルの群れから抜け出した頃には
すっかり色も褪せ 力を失っていた
いい加減慣れきった夜勤でも
何でこんなことしてるのだろうって
思ったりする
こんな月の日に思ったりする
壁を這う蔦が怖いぐらいに勢いよく
生きていた
日が当たらない側の壁は
一面深緑色に見えた
重力に引っ張られているのか
行き場を探しているだけなのか
下へ下へと伸びていた
電車を待ちながらずっと見ていた
何で生きているのだろうって
何を探して生きているのだろうって
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声が聞きたいのに
怖くて電話ができない
話したいことはいっぱいあるのに
冷たい声を聞いたら
何も話せなくなりそうで
無理に一人で明るくしゃべるのも
無駄な努力になってしまって
余計に落ち込んでしまう
誰か助けて
こんな私を