ホーム > 詩人の部屋 > 理恵の部屋 > 投稿順表示

理恵の部屋  〜 投稿順表示 〜


[72] 
詩人:理恵 [投票][編集]

やっと

動き始めたのかな

何もかも

遅い気もするけど




H28.1.29

2016/01/29 (Fri)

[73] 
詩人:理恵 [投票][編集]

海に憧れていた
空の青を映し出す
透明な澄んだ色

そんな心がほしかった

その青に飛び込んだなら
私も透明になれるかしら
そっと空気に溶け込んで
同じ青に染まれるかしら

打ち付ける波に退きながら
寄せては返す青に憧れて
飲まれることに恐怖しながら
飲まれることに憧れて




H28.2.11

2016/02/11 (Thu)

[74] 夜明け
詩人:理恵 [投票][編集]

気がつけば月は傾いて
白んでいく山際の
明日の気配に立ち止まる

頭の真上は紺色で
まだ星が煌めいている
誰かが夜明けは星がよく
流れると話していたのを思い出す

ああ、確かにいま
星が2つ、流れていった

360度の水平線と地平線が
仄かに白を帯びていく
宇宙の真ん中にいる感覚と
世界と繋がる錯覚と

太陽が顔を出す前に
家へ帰ろう
誰も知らない景色の真ん中と
誰も知らない私の姿を
見られたくないから





H28.2.11

2016/02/11 (Thu)

[75] 刻む
詩人:理恵 [投票][編集]

皿に重ねた失敗を

幾度も幾度も捨て去って

少しマシな形を残して

その日のあなたに差しだした


ただ、あなたのその

おいしいの一言で

私はこんなにも嬉しいということを

知った


こんな気持ちを

刻みたいと思った

なんだか今までの暗い記憶を

救ってくれる気がするから


お互いさまの

ありがとう





H28.2.14

2016/02/14 (Sun)

[76] 
詩人:理恵 [投票][編集]


ぶっちゃけ周りの人への迷惑とかどうでもいい
誰も私のことなんか考えてくれないんだから
私が自分のことを考えなきゃ
他人と関わって成長とか無理
既に置いていかれてるから
周りに誰もいないの
自分だけで
自分の力だけで
進まなきゃ
たとえ倫理や論理に反していても
みんな綺麗事並べるだけで
現実には通用しないんだから
自分だけで





2016.3.17

2016/03/17 (Thu)

[77] 加害者感情
詩人:理恵 [投票][編集]

自分たちの好きにすればいい


何があってもいい覚悟があるなら





2016.3.17

2016/03/17 (Thu)

[78] 家族
詩人:理恵 [投票][編集]

ダメだ、重い

2016/03/27 (Sun)

[79] 欲望
詩人:理恵 [投票][編集]


幾度目かの夜に
星が降る

それはもう過去のことだけど
それはまだ苦しみを産み出していて

恨みもせず
憎みもせずに済むほど
忘れたいと願った

進まないのは私のせい
わかってる
誰かのせいにしたい自分も
ここにいる

すべてを貴方のせいにして
黒に埋もれていたい
笑われるのは知っているから
誰にも告げない

この時間が、長く続けば

そう願う間に
夜に沈んでいく




H28.5.5

2016/05/05 (Thu)

[80] これは詩ではない、詞である。C
詩人:理恵 [投票][編集]

当たり前の毎日に嫌気がさした午後の日
ひっくり返して割れたカップ
散った水は戻らない

そんなこと 知ってるよ

あなたが見ている世界は
どんな風に瞳に映ってるの?
他人ばかりを気にしていては
沼の心地良さにはまっているまま

当たり前の毎日が崩れる瞬間を知っている?
何もない絶望さえ
越える瞬間を知っている?

あたしは 知ってるよ

一人だけで踏ん張って
一人だけで力尽きているの
誰かに理解は許さない
沼の心地悪さにはまっているから

進まない 自分が大嫌い

何事も笑顔で越えて行く
そんな生き方が好きになれない
だって笑顔に全部 涙 隠して
抑えつけたら
溢れたときがサイゴでしょ?

正当化された世界は
何が本当かなんてわからなくて
今も自分でありたいと願いつつも
生きやすい道と板挟みでいる

伝わんない 戸惑ったままじゃ




H28.5.15

2016/06/12 (Sun)

[81] これは詩ではない、詞である。D
詩人:理恵 [投票][編集]


片付かない心の奥から
なけなしの言葉拾って並べる
灰皿にたまってゆく
煙草の灰のような気持ち

わりきれないで 過去からずっと
進めないでループしている
素直になったら何もしないで
ただ波間に浮かんでいたい

人間として生きるということさえ
本当の意味もわからない
働いていること? 友がいること?
必死で繕う毎日

進みたい願い抱えて
どうすれば、という壁にぶつかる
外に出て日を浴びたら
徒な時間があるだけ

繰り返してるパターンに急に
漠然とした不安がよぎる
こうなったらきっと
またあの繰り返しと予感すらしてる

人間として生きるということさえ
本当の意味もわからない
失った記憶と裏切りの中で
生きる意味もわからない

それでもきっと意味を考えているのは
生きていたい 人間になりたいと
思うから

きっと生きていくには向かないけれど
休日の使い方さえも
考えるような日々 正しいのかなんて
わからないけど探してる





H27.5.27

2016/06/04 (Sat)
162件中 (71-80) [ 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 >> ... 17
- 詩人の部屋 -