詩人:理恵 | [投票][編集] |
早足で歩き出した
街並みにきらめく空を
見上げたら雲が綺麗で
笑顔がこぼれちゃうよ
何気ない時間が流れてく毎日の中で
落ち込んじゃう日もあるけれど
いつもと違う高鳴る気持ち
押さえられなくて
Happy birthday おめでとう
長くて短いような間だけど
Happy birthday ありがとう
トクベツな日に会えてよかった
ガラリと開けた扉
ろうそくにゆらめく炎
派手な音と紙ふぶきに
驚く顔が見たくて
何気ない時間が流れてく毎日の中で
忘れてくこともあるけれど
大切な君思う気持ち
ここにあるからさ
Happy birthday おめでとう
なんだか不器用すぎる言葉だけど
Happy birthday ありがとう
最高の日になりますように
Happy birthday おめでとう
いつもは言えないような言葉だから
Happy birthday ありがとう
君に贈りたい
Happy birthday おめでとう
いつもは言えないような言葉だから
Happy birthday ありがとう
これからもずっと幸せ続け
H28.6.20
詩人:理恵 | [投票][編集] |
増幅する この感情に
エサを与えて
気がついたらこんなにも
成長していたんだね
大きくなった君は
もはや勝手にエサを貪って
もう止まらない
腹に悲しみを抱えて
手に憎しみを抱いて
目に願いを宿らせて
熱帯夜の空気のように
不快な感情は大きくなって
もう逃げられない
君を癒すのは何ですか?
君を救うのは誰ですか?
H28.6.12
詩人:理恵 | [投票][編集] |
片付かない心の奥から
なけなしの言葉拾って並べる
灰皿にたまってゆく
煙草の灰のような気持ち
わりきれないで 過去からずっと
進めないでループしている
素直になったら何もしないで
ただ波間に浮かんでいたい
人間として生きるということさえ
本当の意味もわからない
働いていること? 友がいること?
必死で繕う毎日
進みたい願い抱えて
どうすれば、という壁にぶつかる
外に出て日を浴びたら
徒な時間があるだけ
繰り返してるパターンに急に
漠然とした不安がよぎる
こうなったらきっと
またあの繰り返しと予感すらしてる
人間として生きるということさえ
本当の意味もわからない
失った記憶と裏切りの中で
生きる意味もわからない
それでもきっと意味を考えているのは
生きていたい 人間になりたいと
思うから
きっと生きていくには向かないけれど
休日の使い方さえも
考えるような日々 正しいのかなんて
わからないけど探してる
H27.5.27
詩人:理恵 | [投票][編集] |
当たり前の毎日に嫌気がさした午後の日
ひっくり返して割れたカップ
散った水は戻らない
そんなこと 知ってるよ
あなたが見ている世界は
どんな風に瞳に映ってるの?
他人ばかりを気にしていては
沼の心地良さにはまっているまま
当たり前の毎日が崩れる瞬間を知っている?
何もない絶望さえ
越える瞬間を知っている?
あたしは 知ってるよ
一人だけで踏ん張って
一人だけで力尽きているの
誰かに理解は許さない
沼の心地悪さにはまっているから
進まない 自分が大嫌い
何事も笑顔で越えて行く
そんな生き方が好きになれない
だって笑顔に全部 涙 隠して
抑えつけたら
溢れたときがサイゴでしょ?
正当化された世界は
何が本当かなんてわからなくて
今も自分でありたいと願いつつも
生きやすい道と板挟みでいる
伝わんない 戸惑ったままじゃ
H28.5.15
詩人:理恵 | [投票][編集] |
幾度目かの夜に
星が降る
それはもう過去のことだけど
それはまだ苦しみを産み出していて
恨みもせず
憎みもせずに済むほど
忘れたいと願った
進まないのは私のせい
わかってる
誰かのせいにしたい自分も
ここにいる
すべてを貴方のせいにして
黒に埋もれていたい
笑われるのは知っているから
誰にも告げない
この時間が、長く続けば
そう願う間に
夜に沈んでいく
H28.5.5
詩人:理恵 | [投票][編集] |
ぶっちゃけ周りの人への迷惑とかどうでもいい
誰も私のことなんか考えてくれないんだから
私が自分のことを考えなきゃ
他人と関わって成長とか無理
既に置いていかれてるから
周りに誰もいないの
自分だけで
自分の力だけで
進まなきゃ
たとえ倫理や論理に反していても
みんな綺麗事並べるだけで
現実には通用しないんだから
自分だけで
2016.3.17
詩人:理恵 | [投票][編集] |
皿に重ねた失敗を
幾度も幾度も捨て去って
少しマシな形を残して
その日のあなたに差しだした
ただ、あなたのその
おいしいの一言で
私はこんなにも嬉しいということを
知った
こんな気持ちを
刻みたいと思った
なんだか今までの暗い記憶を
救ってくれる気がするから
お互いさまの
ありがとう
H28.2.14
詩人:理恵 | [投票][編集] |
気がつけば月は傾いて
白んでいく山際の
明日の気配に立ち止まる
頭の真上は紺色で
まだ星が煌めいている
誰かが夜明けは星がよく
流れると話していたのを思い出す
ああ、確かにいま
星が2つ、流れていった
360度の水平線と地平線が
仄かに白を帯びていく
宇宙の真ん中にいる感覚と
世界と繋がる錯覚と
太陽が顔を出す前に
家へ帰ろう
誰も知らない景色の真ん中と
誰も知らない私の姿を
見られたくないから
H28.2.11