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[193412] 午前ニ時
詩人:理恵 [投票][編集]

疲れた身体が目覚めると
窓は漆黒の闇
雨の叩く音だけが
辺りを包み込んでいて
熱いシャワーを浴びながら
あと二時間だけ眠ることを考える

髪からしたたる雫を拭い
コップ1杯の水を飲む
巡る水はすっと身体を重くして
眠りへと私を誘うけど

熱い風を髪に当てながら
ふと川辺の桜を思う
今年もそんな季節が咲いていた

儚く咲き散りゆく姿に
何人もの芸術家がそれを唄い
その下で陽気な人が酒を飲む

染みゆく水を感じつつ
また一つ季節が終わったと
ふっと悟った午前二時





H29.4.9

2017/04/09 (Sun)

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