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理恵の部屋


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詩人:理恵 [投票][編集]

夜の空気を吸いたくなって
窓を開けた
もんもんとこもる熱は
ひっそりとした風に支配されていく

わがままね
今度は寒いなんて

桜の蕾もふくらまないまま
気がついたら別れの季節
漂う幻想のような寂しさの向こうに
現実が口を開けて待っている

雪に足を取られて転べば
後ろから幻が手招きして

本音はきっと
夢を見ていたいんだ

ただ、頭だけが
未来を向いている

青い花に囲まれて
悲しみがすぐそこまで迫ってる





2018.1.13.Tue

2018/03/13 (Tue)

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