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理恵の部屋


[80] これは詩ではない、詞である。C
詩人:理恵 [投票][得票][編集]

当たり前の毎日に嫌気がさした午後の日
ひっくり返して割れたカップ
散った水は戻らない

そんなこと 知ってるよ

あなたが見ている世界は
どんな風に瞳に映ってるの?
他人ばかりを気にしていては
沼の心地良さにはまっているまま

当たり前の毎日が崩れる瞬間を知っている?
何もない絶望さえ
越える瞬間を知っている?

あたしは 知ってるよ

一人だけで踏ん張って
一人だけで力尽きているの
誰かに理解は許さない
沼の心地悪さにはまっているから

進まない 自分が大嫌い

何事も笑顔で越えて行く
そんな生き方が好きになれない
だって笑顔に全部 涙 隠して
抑えつけたら
溢れたときがサイゴでしょ?

正当化された世界は
何が本当かなんてわからなくて
今も自分でありたいと願いつつも
生きやすい道と板挟みでいる

伝わんない 戸惑ったままじゃ




H28.5.15

2016/06/12 (Sun)

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