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たったひとつの恋をした
たった一度の夏が過ぎ
たった一人の想いだけ残った
きっといつでも好きだった
きっと今でも叶わない
それでもずっと好きでいる
いつまでもきっと忘れない
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消せずにいる
記憶も 想いも メールも
きっと繋ぎ止めたい
あなたと私
いつか離れゆく現実に
ずっと繋がっている絆に
ただすがりたくて
少しでも
あなたの中に居たい
忘れられないのは
忘れたくないのは
あなたが少しだけ
優しい人だから
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消えない不安は誰のせい?
襲う恐怖は何のため?
逃げても何も変わらないと
どこにも進めないと
確かに私は知っている
それなのに踏み出せない一歩を
この一足を
阻んでいるのは誰の意思?
原点に立ち返っても
それはただの過去でしかない
私が私でいる限り
思う未来に希望はない
あの空気に触れる痛みを
あの視線を感じる悲しみを
一体誰と共有したらいいのだろう
一体どう消化しろって言うんだろう
消えない傷が
痛むよ
思い出させるよ
あの時の、マチガイを
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かちゃりと誰か
鍵を開けて
普通のカギよ
スペアなんてそこらじゅうに転がってるわ
もしかしたら針金でも
開けられるかもよ
厄介そうなのは
見た目だけね
本当は大したことない
大したものなんて入ってない
そうだから
怖がらないで
目の前にあるカギを
手にとって踏み出すだけよ
鍵のかかった私の心まで
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きっと「いつまでも」とか「ずっと」とか
信じたい言葉には信じられない根拠がある
それでも人は
遠い未来に
信じることを願うんだ
きっと私もそうでしょう?
きっと君も、そうでしょう?
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自信がなかったのは
信じられる自分がいなかったからじゃない
信じようとする自分がいなかったから
自分がいちばん
認めたくなくて、そのくせ解ってほしいなんて
まずは認めてあげないと
気付いてあげないと
自分が、自分の思いに
信じるのはその先
自信はきっと、その先に
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いつもの夜
眠るまえに
ふと思い浮かんだあなたの笑顔
少しの切なさと暖かさの中
出会えることを祈ります
数時間の、夢の旅
ふたり手を繋いで
肩を並べて
歩いていけたらいいな
未来にも過去にも作れないから
せめて夢の中で、思い出を
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君に、
伝えたい言葉があるんだ
でも、言葉では伝えきれないんだ
好きとか愛とか
世の中にはこんなにも想いを表す言葉が溢れているのに
僕の気持ちを
君への想いを
伝えられそうな言葉はどこにもないんだ
だからそう
この手から伝わって
好きだって言えたら
大好きって言えたら
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あの場所で見た朝陽も
今ここで見る朝陽も
変わらないのか、
と気付いて少し
嬉しくなる
同時に離れているこの距離を
すぐには帰れない現実を
実感する
ただいつのまにか
硬く凍りついていた心を
ゆっくり溶かしてくれるのは
昔も今も
変わらない朝陽だってこと
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君もこの
同じ光の下にいる
同じ光を浴びている
同じ世界の中にいる
消えゆく命と生まれゆく命の間で
同じ時を過ごしていること
小さくてかすかな
そんな当たり前が
すごく愛しい、と思った