ちっぽけな声だったけど僕の耳に届くには、十分だったんだ。かすれた叫びだったけど僕の心に響くには、十分だったんだ。ちぎれた祈りだったけど僕の腕に抱くには、十分だったんだ。(君ノ嘆キ。僕ノ痛ミ。)
[前頁] [花房優希の部屋] [次頁]