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花房優希の部屋


[4] 泡沫夢幻
詩人:花房優希 [投票][編集]

幸せな夢を見た。

現実には在り得ない夢を見た。

それがこんなにも欲しかったのだと、切なかった。

痛かった。

いくら祈っても、欲しても、届かない。

我侭に「ホシイ」と言えれば、何か変わっていたのかな。

けれど、それも全ては過去の話。

貴方はきっと泡沫人だったんだね。

笑みだけ残し、逝ってしまった。

残酷な人。



酷く 狂おしいくらい に。


(どうか消えないでと泣き叫んだは、泡沫の幻)

2008/04/26 (Sat)

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