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花房優希の部屋


[30] たった一人の君へ
詩人:花房優希 [投票][編集]

やさしい嘘で隠したくはなかった

いつだって辛い現実を叫んでいた

君を想って叫んでいた

声が枯れて

喉が潰れて

血を吐いて

それでも、それでも叫ぶことを止めない人

全てはただ一人のため

君を忘れたくない自分のため



君がいた証を遺したら

私が君を思い出せると思った

“忘れたくない”



もう、同じ刻を生きるのは無理だから

君を忘れないために、何度だって叫ぶ

叫んで さけんで 嘆いて

そしていつでも



 君にあいたいと 心が叫んで仕方がないのです

2008/04/26 (Sat)

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