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阿修羅の部屋


[112] いなく、ならないで。
詩人:阿修羅 [投票][編集]

まどろんでいたけど

目がさめてしまった


このまま眠りについたら

明後日の朝くらいに
じゃないと起きないくらいかな

眠くないわけでもないけど

起きたくない

朝が怖いから



ねぇ僕が眠るのを怖がったら
傍にいてくれる?

ねぇ僕が温もりを求めて泣いたら
抱きしめてくれる?



云えないよ

君に嫌われる事がこの世で一番
怖いから


だから暗いとこも
淋しくなっても
朝が怖くても

我慢する


我慢するよ


だから

何があっても、


いなく、ならないで



ならないで

2006/10/22 (Sun)

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