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阿修羅の部屋


[129] 希望放棄
詩人:阿修羅 [投票][編集]

本音を隠し通した愛情表現

上っ面ばかりの腐った世の中

感情が色褪せてゆく

気持ちも無いのに

『好きだ』と云ってしまえる

哀しい世の中

僕は『君を愛している』と

インプットしてしまえる

哀しい世の中

価値無きコトバが飛び交ってゆく



僕が吐き出す言の葉は

冷えたココロを凍らせる

感情を弄び

傷付く事を愉しみ

『友情』と『愛情』を取違え

狂ってゆく

気付いてるけれど

哀しいままで終わってゆく

変わらないから

自分自身道具に成り果てる

でももう

どうでも良いから

2006/10/26 (Thu)

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