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阿修羅の部屋


[132] Give something for the Pain
詩人:阿修羅 [投票][編集]

儚い願いに期待を寄せて


独り佇む記憶の窓辺





“変わらない”事など



在りはしなかったのに




薄れていく君を


記憶に繋ぎとめる術さえ知らなかった





“切ない”では


語りきれない程の哀しみの果てに



僕は、何を得る事が出来るのか






光を拒んだ僕の躰に



優しく、手を触れて欲しい。






“抱き締めて”を



云えない僕を理解して





上面でなく奥の、奥まで。




吐き出したい想いは数知れず



けれど




“変わってゆきたい”と思えたのは




君が居たから。

2006/10/26 (Thu)

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