儚い願いに期待を寄せて独り佇む記憶の窓辺“変わらない”事など在りはしなかったのに薄れていく君を記憶に繋ぎとめる術さえ知らなかった“切ない”では語りきれない程の哀しみの果てに僕は、何を得る事が出来るのか光を拒んだ僕の躰に優しく、手を触れて欲しい。“抱き締めて”を云えない僕を理解して上面でなく奥の、奥まで。吐き出したい想いは数知れずけれど“変わってゆきたい”と思えたのは君が居たから。
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