ちょこん、と座った窓辺みしみし、音立てる何か優しささえ、見当らなくなった全て、闇へと消えて儚かったのねどうしてこうも強くなれなかったかな透明なカーテンはふわふわあたしの頬を撫でるけれどどうして届かないの、ってなんども、なんども泣いたっけどこからか口ずさみ始めるメロディーはあたしをよわくさせるけどいつだって負けないでいなきゃ貴方へ、届きますように
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