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阿修羅の部屋


[14] Never END...
詩人:阿修羅 [投票][編集]

崩れ去っていくのは



君、か




それとも此処で朽ち果てた




僕の塊、か







風の唸りに掻き消されていったのは






君との記憶








手を伸ばせなかった僕と




消えていった君が


脳裏に焼きついて離れない





愛しいのだ、と此処で叫んでしまおうか





抜殻の欠片の欠片になった僕でさえ





今は何か、になれる気がした








叫んだ言葉の破片でさえ




今は何かを繋ぐ鎖にさえもなり得ないけれど






届く気がした。






届けばいいと思った。







決して終わりなどしない、君への想いを







僕の、永遠の叫びに乗せて。

2005/06/14 (Tue)

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