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阿修羅の部屋


[199] 結果的に、
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落下していく

其の躰が

自分のだってもう
どうでもいい



見上げた空が

余りに青かったから


僕は色を隠すしか

なかっただけのこと



小さく、細かく

ばれないように
呼吸を繰り返して


いつか息絶える、
その日を待っているとしたら




泣けば済むわけじゃない




思考回路を溶かしてよ


その程度、

ヒト は変わらない




あたしは誰の
利益のために


生かされてんだろ




あなたの苦く笑う顔

浮かぶと


もうこの世も終わりかな

なんて、思うよ

2007/12/23 (Sun)

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