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阿修羅の部屋


[234] そう、いうこと
詩人:阿修羅 [投票][編集]


どこへ行けばいいか

わからなくて


ああ、中二 だ

とかって

嘲笑って



あの人たちはどうしているだろう

って顔をみたこともない

人のことを思い出す

(でもあの時、確かにこころは)

(つながっていたであろうから)



気づいたらまた

こんなに空気は冷たくなっていて


あの頃の、研ぎ澄まされた感覚さえ

おぼろげになる


それが老いることだよ、って

誰かが云った気がするけれど



気づいたらこんなに

生きることに必死になっていた



きっとあの頃は

生きていく この世界が

なんなのかわからなくて

理解しようと必死だったの、

かもしれない



今だってそう、かもしれないけど

こうしていかなきゃ

しょうがないって

どこかで知ってる



それがこの世界で

正解か間違いかわからないけれど


とりあえず、僕にとっては正解




あの頃はおぼろげだけど

そこを生きて

今の僕がいる事実

2011/11/19 (Sat)

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