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阿修羅の部屋


[38] きおく
詩人:阿修羅 [投票][編集]

抉るのさ、自分で

痛みを伴う傷

また狂い始めたから

仕方ないわ

思い出して思い出して思い出して思い出して


独り泣く

全て全て

消してしまいたいのに

言葉の向うの

あの人の傷は

どれだけ深かったのだろう

思えば思うほど

深みにはまる

救われたいのに

進む方向は逆


一時の慰めなど要らない


楽になれるなら

何でもしよう

2005/12/24 (Sat)

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