割れそうになる軋む、心みしみし、音をたてる哀し過ぎる涙は頬を伝って貴方との軌跡を唄う色が無い筈なのに貴方、だけが色鮮やかでむしろ、ものくろもざいく。で消してしまいたいのに忘れたい消したいぬくもりさえ、まだ残っているのにもう一度、あたしを見つけてもう、冷めた瞳でもいいから、もう一度あたしを映してものくろもざいく。消えてしまったのは貴方に映した、あたしだった
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