詩人:阿修羅 | [投票][得票][編集] |
亡骸に触れ
涙を流すことを
僕は
いくつしただろう
救えないまま
謝るだけに終わって
ずっと、ずっと
引きずっている想いを
泣きながら
棄てられないまま、でいるの
まだ
あたしは
自分を棄てられない
本当は、代わりに
いなくならなければ、
いけないのかも
知れないのだけど
生きてることへの
異常な執着心が
それを
赦さない
だからまだ、あたしは
たくさんの、何かの
犠牲の上に
立って歩いてる
いつか、
引きずり込まれる日まで
あたしは覚えて
生きなくちゃいけない
今は誰も
愛したくない
愛せない
愛しては、だめだから
傷つけるから
今はまだ
緩く紐解いた
あたしの中で
浸ってたい
外に出たくない
今は
すべてが 怖い