詩人:Tak | [投票][編集] |
静かな町並みにカラスの声響く
歩きながら考えた君のこと
心から人を好きになれないと
泣いてた君をぎゅっとできなかった
今日が終わると同時に明日が始まる
微かな願いはまたきっと夕闇へと消える
手をつないで歩き出した
僕らは未来をずっと探してた
ただ愛しいだけじゃ見つからなくて
少し 悔しかった あの頃を思い出してた
静かな部屋の隅に悲しい闇
寝転んで考えた君のこと
胸が苦しくて涙が出なくて
からっぽになった僕の心
いつまでたっても変わらないままでいる
あとどれだけ日が沈めば変わるの?
手ぶらのまま走り出した
理由もなくただ足が動き出した
後ろを悔やむだけじゃ進めなくて
先を見つめてみた 夕日の向こう側を
日が落ちて 暗くなって
息切らして 気がついた
あの日描いた未来のかけらを
拾い集めなきゃいけないなって