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Takの部屋


[25] ないものねだり
詩人:Tak [投票][編集]

ただの空想
そんなの幻想

ありふれた毎日を変えられない
歩いても歩いてもたどりつけない

一雫を集めてみても
無い物ねだりが止まらない

今 無色の世界で
色褪せた景色を浮かべて
立ち止まったら 見えた
いや、本当は見えていた ずっと前から

意味も価値も理由も義務も
何も 無い

やめてみようか、少しだけ

ただの空想
そんなの幻想

2006/02/11 (Sat)

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