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Takの部屋


[24] あなた
詩人:Tak [投票][編集]

いつも冷たくて細い指
首を傾げたときの綺麗な瞳
誘われて行った知らない町
焼き付いてる 剥がれやしない

楽になることが苦になるなんて
気付かず眩しい暗がりに足を踏み入れた

もう帰れない
つないだ手 まっすぐな瞳 知らない町
平気なはずがない
傷つけあうほどに愛したから

どうしようもない時の流れを
憎みながら生きていく

なにもかもなくしてしまうか
なにもかもをありのままに受け止めるか

あなたは
どう思う?

2006/02/11 (Sat)

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