詩人:TbLK | [投票][得票][編集] |
人は、正しいか そうでないかを問う。
正しいと思うと、威張り。
正しくないと思うと、悲しむ。
正しいことばかりをするのは、正しいのだろう。
人は単純には、出来てはいない。
だから、
正しいことは単純にはできない。
時には、自分のしてることが
正しいと思っていても、
他人から見れば、間違っている。
それに気付いた時、人によっては、
苦しみ
哀しみ
怒り
喜びもする。
今の時代、正しいかどうかは、
法律があり、
裁判所に行けば教えてくれる。
神様が教えてくれる時代もあったし、
そのなごりが、まだ生きている。
誰でも、間違いはする。
自分という世界から
抜け出せられない人がいる。
他人という世界が
全く分からない人もいる。
色々な世界が溢れているが、
僕はその中で、
正しいことを学ぶことが
できるだろうか。
他人を知らなければ、
足掻いても、
叫んでも、
何も掴めない。
だから、正しいことは
何かを問うのだろうか。
生きていくには、
どうでもいいことかもしれない。
正しいことを知らなくても、
生きていけるかもしれない。
昔より、
ずっと過ごしやすい世の中を、
作ってくれた人達がいるからだ。
苦しむ人のために。
しかし、その優しさが、
人を、本能で生きる動物へ戻ることを、
手助けしているのだろうか。
僕のすることは、
間違いだらけかもしれない。
だけど、他人を知ることは、
止めたくない。
人が人として生きるために。
自分が人であるために。
今の世の中で、
自分らしくあるために。