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山姫の部屋


[6] 手間
詩人:山姫 [投票][編集]

カップを温めておけばコーヒーが美味しく飲める
栞を挟めばページを探さなくても済む

何だって一手間加えれば上手くいく それもきっと愉しみのヒトツだね
何だって一手間加えれば楽にいく それもきっと素敵のヒトツだよね


買うものをリストにしておけば忘れず買ってこれる
暗闇を歩けば星空がよく見える

何だって一手間加えれば上手くいく それもきっと経験のヒトツだね
何だって一手間加えれば楽しくいく それもきっと想い出のヒトツだよね

じゃあ
何を加えれば恋愛は上手くいくんだろう
何を加えれば人生は楽にいくんだろう


涙と一緒に零れた疑問 切なさを抱いたまま天井とにらめっこ 眠たい頭が導き出した答え 明日君がまだ泣いてたら この答えを教えてあげる 君だけに教えてあげるよ

悩んで もがいて 泣いて 笑って 恋をして 失恋して また恋をして 立ち止まったり 歩き出したり

そんな手間が昔を振り返った時の楽しみのヒトツかもねってこと
こんな経験が未来を歩く時の手掛かりのヒトツかもねってこと

2009/09/27 (Sun)

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