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山姫の部屋


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詩人:山姫 [投票][得票][編集]

君のいないこの場所はとても広くて僕は怖くなる
君と過ごしたこの世界は責め立てるように過去を思い出させる

「ちょこちょこ歩く君を守りたくていつも車道側を歩いた」
「いろんな顔が見たくて時にはいたずらをした」
「君の願いを叶えられなかった自分が悔しかった」
君の笑顔が好きだった
君の仕草が好きだった
君の側にいるだけで良かった
君が 好きだった

一番大好きだったんだ


君のいないこの場所は誰も無口で私は不安になる
君と過ごしたこの世界は名残惜しむように過去を思い出させる

「キラキラした景色を伝えたくていつも君の周りを歩いた」
「無防備な顔が愛おしいくてたまにおどかした」
「わがままばかり言って君を困らせた」
君の声が好きだった
君の匂いが好きだった
君の横にいるだけで良かった
君が 好きだった

一番大好きだったよ


「今までありがとう。もう戻れないけど」
「同じ場所では生きていけないけど」

『いつも愛してくれた君の事は絶対に忘れないよ』

2009/09/30 (Wed)

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