キミと過ごした日々だけが　


ボクの人生の中で　まるで　別世界での出来事のように　


今　この時も　色褪せることなく　


燦然と　輝いているよ。

酔った勢いで　作られた

そんな生い立ち…


堕ろすかどうか迷って　結局　生まれたこの私…

お父さん…　お母さん…


私は生まれてきて良かったの…？


私が生まれてホントに嬉しかった…？


それとも　私は……

望まれてない子供なの…？


いらない子供だったの…？　　


答えが知りたい　けれど…

聞くのが怖い…


怖いょ…

あの頃　キミといる間だけは　

イヤな過去も　棄てたい記憶も

全部　忘れていられた…


あのまま　何も変わらずに　幸せに浸っていることが出来たら……


そんな風に思えてしまうよ

キミに心配かけたくないから


「大丈夫。」　


そう答える　ボクがいる。

キミに聞きたくても　聞けないことがたくさんある


でも、それは…聞いちゃいけないのかな？


待ってれば　キミから話してくれるのかな？



今は…　このままでいいか。

「自分だけを見ていて欲しい…」


そう思うことは　いけないことでしょうか…？



醜いことなのでしょうか…？

仕事が終わって　夜遅く

疲れて　帰ってきたとき

出迎えてくれる誰かが…

「おかえり」と言ってくれる誰かが…



家族がいてくれたら…


　

生きてさえいれば　必ず

生きてて良かったと　思えるときが　きっとあるよ


だから　それまで生きていよう　


例え　どんなに先だとしても…

甘く見ると　痛い目に遭う

今も　明日も　これからも


ボクは　キミを失いたくない…