詩人:ふくざわゆいと | [投票][編集] |
今まで 何本
カッターナイフを買ってきただろう
ただ 自分の身体を切り刻む
それだけのために
どれほど 血を流したんだろう
この手首を染めていく
色鮮やかに伝って
そっか
ボクはまだ 生きているんだね
自分の身体を 傷つけることで
流れて落ちる血を 見ることで
つかの間の 安堵感を覚えている
きっと痛みより 心の方が
ひどく疲れてしまったんだね…
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人を好きになる
その気持ちは 果たして
ホンモノなのだろうか
あなたは 単に寂しいから
自分の相手をしてくれる人を探して
その人のことが 好きじゃなくても
寂しい気持ちを埋められるのなら
それでもいいや と妥協して
朝を 迎えてはいないか?
あなたは 幸運にも
自分に好意を持ってくれる
異性の相手が身近にいて
その人のことが 好きじゃなくても
相手の好意に便乗して
付き合ってるフリをしていないか?
そんなの
ホントのお付き合いじゃないよ
ホンモノの彼氏 彼女じゃない
長く続くわけがない
気持ちが 空っぽなのだから
自分を誤魔化し 偽ってまで
相手を傷つける意味は なに?
あなたは 恋愛していない
相手を愛してなど いないのだから
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別れが哀しいから
泣いてるんじゃないんです
あなたと過ごした ここ数日が
とても 楽しくて
喜びが 大きすぎたから
私にとって
思ってもみないほど 幸せ過ぎた
その証拠のようなものだから
どうか お気になさらずに
ありがとう お元気で
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何年も一緒に
暮らしてきたのに
どうして 分かり合えないんだろう
いったい なんのために
同じ家の中にいるのか
心を閉ざした うわべだけの関係
いつからだろう
冷え込んで ギスギスした空気
我が家なのに 居づらい雰囲気
誰かが 我慢し続けることで
誰かが 負担を抱え込むことで
繋ぎ止めてるような家庭
そんなの 外の世界と変わらない
ホントは 疲れた体や心を
休めて くつろぐ場所であるべきなのに…
本来 互いに話し合いしながら
一番身近な 味方でいてくれるはずなのに…
…
こんなの 家族じゃない
ボクの好きだった 家族じゃないよ…
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結局
私が 頑張っても
他人に迷惑をかけるだけで
いいことなんて 1つもないのに
今まで 私が
ずっとそうだったように
諦めていれば よかったんだ
誰も 好きにならずに…
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時に
あなたは 繊細すぎて
純粋な その真っ白な心は
他人から言われた 言葉の真意を
探るように 深く考え
苦しんでしまう
そうせずには いられなくて…
友人からは
「気にしすぎ」だと言われ
恋人には
「重たい…」と その一言で
別れを告げられてしまう
どこで 間違えたのだろう
なにが 正解なのだろう
あなたは次第に 口数が減り
心を閉ざしてゆく…
あなたの心は なにも
間違えちゃいないのに
ただ ほんの少し不器用で
誰よりも 真っすぐなだけなのに
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「自分で 自分が嫌い…」
キミが 吐き捨てたことば
それは ボクも同じだよ
なにもいいところ なんてないから
このまま 生きていても
誰かに 愛してもらえるか分からない…
誰にも 愛されないかもしれない…
だけど
生きている限り
今は 自分を愛せなくても
好きになるチャンスは
いくらでもあると思うから
こんな自分でも 好きでいてくれる
素敵な人に 巡り合えるかもしれないし
誰かから 愛されることで
自分を好きなれるかもしれない
誰かを愛おしく 想っていくうちに
自分を深く知ることが出来て
自分を好きになるかもしれない
だから 今はまだ
自分を 愛せなくても
好きになれなくても
焦ることはないと思うんだ
勝手かもしれないけど
すぐには なにも変わらなくても
きっと この先
誰か 心から想える素敵な人も
いつか 受け入れられた自分自身も
キミなら 大切に愛して
生きてゆける人だと
ボクは そう信じているよ
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ボクが いなくなってしまったら
キミは どうなってしまうのだろう
哀しいことだけれど
人は 誰も独りでは
生きてはゆけないから
たとえ ボクと別れても
キミは 誰か別の人を探し
生きてゆくのだろう
そして それは
ボクもまた 同じ…
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周りが泣くようなところで
泣けない 冷めた自分がいる
感動的な映画を見ても
衝撃的な出来事に遭っても
まるで 涙が出ないんだ
逆に みんなの涙腺が
緩いだけなんじゃないかって
錯覚を覚えてしまうくらい
あの日 「泣いてはいけない」と
心にブレーキをかけるようになった
いくら泣いても
起きてしまったことは
涙では どうしようも出来ず
なにも変えられないことを
イヤというほど 味わった
「泣いても意味がない…」
それから数年後…
今のボクは 分からない
どこで 泣くべきだったのか
いつ 泣いてはいけないのか
どこでなら 泣いてもいいのか
泣くことは 許されることなのか
その区別さえ 出来なくなった
「泣いてはいけない」
あの日から 固くかけたままの
心のブレーキは 風化して
錆びてしまったのかもしれない
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キミが 握り返してくれた
その 小さな手の温もりは
ボクに 大きな安らぎをくれた
この安らぎがあるから
ボクは 明日へと歩き出せるんだ
確かに 感じられるから
ここまで 生きてて良かったと思うんだ
ずっと隣で 感じていたい
二人で一緒に 歩いていきたい
そして なにより
温もりをくれたキミを
この先ずっと 守っていきたい
今 感じてるこの安らぎを
大切に キミと育んでいきたい