詩人:ふくざわゆいと | [投票][編集] |
家族・友達・職場・学校…
キミはキミ 一人だけなのに
その日 その場所 その状況で
それぞれ 使い分けられている
異なる自分がいることに気づく
いつも 違う自分を使い分け
時には 本心のない自分を演じて
キミの体は 1つしかないのに
いくつもの自分を こなしたんだから
だからせめて 今日一日くらい
ゆっくり自分を 休ませてあげてね
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いつからだろう…
眩し過ぎる朝に
嫌気がさすようになったのは
どうしてだろう…
新しい一日が 始まるというのに
ワクワクも ドキドキもしないんだ
むしろ
まだ なにも起きてもいないのに
不安になって 怯えたり
まるで 今日一日のすべてを
既に知ってしまっているような
諦めに似た 憂鬱な気持ちでしかない
いったいなにが
ボクを こうさせてしまったのだろう…
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ボクの手は 汚れているから
抱きしめることも 許されないと
一度でも 触れてしまえば
ボクが 大好きなキミを
汚してしまうから
直接話すことさえも
なんだか申し訳なくて
キミが学校 休んだ日は
なにか出来るわけでもないけど
勝手に心配になったりしてた
遠くで見てる それだけでよかった
たとえ 叶わぬ恋だとしても
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縁は
出会えば 終わりじゃなくて
ともに 育んでいくものだから
この眼には 映らないけれど
そんな見えないものに 人は
どこか 支えられているんだよね
心で感じられるから
人は 生きていけるんだよね
だから そんな縁を
時には 上手くいかないとしても
出来る限り 大切にしていきたい
たった一度の人生で 不思議と
巡り会った 縁なのだから
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どこでなら 本当の自分を出せる?
誰になら 本音を吐き出せる?
分からない 分からないよ…
だから ボクは
今夜も 一人で
カッターナイフを 握っている
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すべてを 分かり合えたら…
あなたは死なずに 済んだのだろうか
孤独に怯えることも なかったのだろうか
純粋すぎるあなたの心 それ故に
理解されなくて…
それでも真っすぐな あなたの眼が好きだった
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起こらないから
奇跡と言うんじゃない
起きる可能性が わずかでもあるから
だから 奇跡っていうんだ
そして その奇跡はきっと
僕たちの中にも あるんだ