詩人:ふくざわゆいと | [投票][編集] |
想いを伝えるために
ついつい 物に頼ってしまう
あなたの役に立ちたくて
なにか してあげたくなってしまう
頼まれたワケじゃなくても
あなたの喜ぶ顔が見たくて
あなたを独り占めしたくて
けれど 求めすぎてしまえば
きっと あなたは私から
離れていってしまうから…
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あなたの温もりに 触れたいと
願っているのに
素直に 言い出すことが出来ないのは
「あなたから 触れてきて欲しい」という
心のどこか ほんの小さな欲が
私にそうさせるから…
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いいんだよ
我慢しないで 涙を流して
あなたは 悔しかったかもしれない
だけど
私は あなたが泣いてくれて
安心したよ
もう これからは気負わないで
ありのままの あなたでいてね
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どうして 涙なんてあるんだろう
「きっと 人が生きていく上で
必要なものだからだよ」
何に必要だというの?
どこで いつ使えばいいの?
涙なんていらない
なくたって 生きていけるって
泣き虫なんかに戻りたくない
「泣いてもいいんだよ」
ダメ 優しくしないで…
心の封印が 解けてしまうから
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大好きな人の過去の恋人
代わりになることなんて
求めないで
きっと いつかそれでは
あなた自身が満足できずに
傷ついてしまうから
誰かの代わりとしてではなく
あなた自身で勝負して
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無理なら 無理って
ハッキリ言ってよ
私のこと 傷つけてもいいから
黙って 曖昧にされたまま
こんな関係が続くのは
つらいの…
だから お願い 答えて欲しい
じゃないと 期待してしまう
期待して ずっと待ってしまう
自分が 惨めに思えてくるから…
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あなたの不機嫌な姿は
私に なにを求めるの?
謝罪? 対抗? 忠誠心?
自分の心に 問いかけてみても
思い当たる節なんてないのに
文句があるなら 切り捨てて
ごめんなさい…
あなたに悪口が言えるほど
私は 自分に自信がないの…
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どう挑んでも 勝てないことは
頭では 分かっているつもりだけど
「悔しい…」と感じてしまうのは
どうしてなんだろう…
大好きなキミは いつまでも
過去の恋人に 心 囚われたまま
ねぇ
ボクの想いは 届かないのかな
ボクの声じゃ 響かないのかな