詩人:ふくざわゆいと | [投票][編集] |
なんでも話せばいい なんて
そういうワケにはいかないの
すべてを話してしまえば
自分は楽になれるかもしれないけど
あの人を苦しめたくないし
私の汚れた過去のせいで
上手くいってる 今この関係が
壊れてしまうのは 絶対にイヤ…
だったら 一生話さない方がいい
あの人のためにも 私のためにも
詩人:ふくざわゆいと | [投票][編集] |
哀しい思いをするのも
苦しい気持ちになるのも
自分 一人でいい
なぜなら ボクは「死神」だから
ひとりで涙を流すことも
心から笑うことも出来ない
魂が 呼吸していないから
ねぇ
キミの哀しみを 苦しみを
ボクに与えてくれないか
キミが決して忘れられない
痛みや傷があるのなら
代わりにすべて ボクが背負うから
詩人:ふくざわゆいと | [投票][編集] |
他人に嫌われることが すごく恐かった…
誰かに愛されることを いつも夢見てた…
自分には そんな価値はないと
心のどこかで 諦めてもいたんだ
そう
キミと出会うまでは
詩人:ふくざわゆいと | [投票][編集] |
愛情って
人間の感情の中で 一番大切なもの
誰かを慈しむことが出来るなら
きっと 同じように周りの人を
慈しんでいける 優しい人だから
だからこそ あなたは
生きていていいんだよ
詩人:ふくざわゆいと | [投票][編集] |
キミの前では 誰よりも
頼られる存在でいたいから
涙を見せるワケにはいかないと
唇を ぐっと噛みしめて
拳を ぐっと握りしめて
ボクが しっかりしなくっちゃ
ボクが 引っ張っていかなくちゃ
大切なキミを 守り続けるために
詩人:ふくざわゆいと | [投票][編集] |
なにもしていないのに
無表情だから
他人に「恐い」と 言われてしまう
分かっているの だけど
楽しいことが 楽しいと
嬉しいことが 嬉しいと
哀しいことが 哀しいと
寂しいことが 寂しいと
素直に表すことが 出来ない
確かに 心に感じているのに
他人に上手く 伝えられない
私の心はいつも いつもなにかを
置き去りのまま…
大切なはずな なにかを
どこか忘れてしまったまま…
詩人:ふくざわゆいと | [投票][編集] |
今日 一日が始まるというのに
どうして キミは
泣いているんだろう…
…
誰もそばにいないことに
携帯電話が鳴らないことに
例えようのない 寂しさを感じて
せめて あなたの声が聴きたい
それが無理なら メールでもいい
あなたと 繋がっていたい
その ほんのごくわずかな
温もりに触れたくて…
あなたを感じて 眠りたかった