分かってる



あなたがホントに好きなのは



私じゃないんだよね…



あなたが私に メールくれるのも



暇つぶしでしかないんだよね…



分かってる



でも 分かっていても



あなたからのメールを



期待して待つ 私がいる

想っていることが



上手く 伝えられなくて



キミに誤解を 与えてしまう



そんなとき なぜだか



寂しくなるんだ



ボクらは 恋人同士なのに



突然 キミが



他人よりも 遠くに感じる…

どこからが ワガママで



どこまでなら 許されるのだろう



その境界線が 分からないから



ボクは…



なるべく 黙っていよう

それが哀しい恋だとしても



決して 意味のないことなんかじゃない



無駄かどうかなんて



あなたに決めつけられたくない



これは 私の恋だから

愛の見えない 世の中だけど



それでも生きることを まだ止めないのは



きっと この世界のどこかに



愛があるんだと



心のどこかで 信じているから



そうであって欲しいと



せめてもの 願いを込めて…

合唱曲の歌詞のように



綺麗な心でいたいのに



時が 周りが ボクを急かすんだ



望んでもいないのに 見えてしまう



人の汚さ いやらしさ



人の心の 移ろいやすさ





目を瞑ったら そのまま



永遠に 眠ってしまいたくなるんだ

抱きしめないでください



そんなことされたら



安心して 泣いてしまうから…

寂しいって なんだろう



どうして 感じてしまうんだろう



ひとりでも 平気だったのに



大丈夫だったはずなのに

愛は



お金でどうにかなるほど



浅ましいものではない

もう一度 飛ぶ意志があっても



不安や恐怖で 心が揺らぐし



力もあるか わからないから



飛び出したくても 羽ばたけないんだ



それどころか ボクは



まだ 翼さえ 広げていないのかもしれない