詩人:ふくざわゆいと | [投票][編集] |
まるで 壊れてしまいそうな
繊細な唇
澄んだ瞳 細い指
艶やかな髪 小さな手
透きとおるような 白い肌
そんなに化粧しなくても
キミは十分 綺麗だよ(^^)
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キミのことが 好きな気持ちに
嘘 偽りはないけれど
「愛しているか?」と問われれば
堂々と答えることが出来ない
愛ってなんなのか
ボクはまだ 良く分かっていないと思うから
簡単に口にしてしまうことが なんだか恐いんだよ…
詩人:ふくざわゆいと | [投票][編集] |
肝心な時に ここにいない
分かっているつもりでも
本当は ひとり寂しくて…
忙しくすることで 我慢している
あなたの立場を知っているから
「私が一番理解しなくちゃ」って
何も言えない それが時々 苦しくて…
あなたは心配してくれているのに
嘘をついちゃう 「大丈夫だよ(^^)」
もし「逢いたい」と私が言ったら
きっと あなたは来てしまうから
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初めてスーパーに行ったときのこと
覚えてる?
(覚えてない)
無理もないわ だってあなたは
まだ こんなにも小さくて
歩くことも 話すことも 食べることさえ
一人では 出来なかったのだから
初めて行ったときのこと
母さん 覚えているわ
あなたを背負いながら
夕飯の献立 考えていたの
突然 大きな声で泣き出したり
周りの人に 「可愛い」なんて
声をかけられたりしてね
いつものスーパーが まるで
違う風景に見えたの
まだあなたに記憶がない頃から
毎日 それなりに一生懸命だった
きっと至らないところも たくさんあったと思う
頼りないかもしれない
でもね 母さんは
あなたの母さんなのよ
だから いつでも帰ってきてもいいのよ
母さん 知ってるわ
母さん あなたの友達のこと
学校のこと 良く分からないけれど
あなたが今 一生懸命
なにかを頑張ってることだけは 知ってる
母さん 応援してるからね
お腹を痛めてまで
あなたが生まれてきてくれて
あなたを産んでよかったと
母さん 想ってるからね
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「子供」
それはいつの時代も幸せの象徴だった
「女」
それは強く優しく 儚く美しい存在
神聖な宿命を背負う 戦士である
しかし ボクらはいつの日か
寂しさを感じ 身体を重ねる術を
現実逃避に似た快楽を
覚えて 欲望や誘惑に負け
「男」は人を捨て 獣と化して…
女は傷つき 獣は消えて
新たな生命は この世界を知らぬまま
金で簡単に処理される
人はなぜ それほどまでに弱いのか
なぜ こんなにも愚かなのか
過ちを繰り返し これほどまで
傷ついて 傷つけて
苦しみながら 醜くなるのか
…
ボクは見たくない 知りたくなかった
けれど 確かに 今 ここに 生きている
苦しむキミの姿も こんな現実社会も
これでいいのか と問いかけてみても
街は何も語らない