詩人:ふくざわゆいと | [投票][得票][編集] |
親という壁に何度も挑んだ
けれど 一度も越えられなかった
決して完璧な人じゃない
不器用だったり 口うるさかったり 反抗したことも多々あった
けれど 一度も私を見捨てたりはしなかった
幼いながらに 困ったとき 迷ったとき
なんだかんだ言うけど
最後には私を助けてくれた
最後には私の味方になってくれた
今でも これからも いくつになっても
やっぱり私は 両親の子なのだと思う
今となっては 感謝しても し尽くせない
親元を離れて 初めて気付いた
親の大きさ 温かさ 目には見えない愛情の数々
多分 私は親のような親にはなれない
一番身近な存在であり
見えてるのに 越えられない壁 追い越せない 大きな背中
もっとも人間らしい 手本となる人だった
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