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是清。の部屋


[70] なきむし。
詩人:是清。 [投票][編集]

プリイツ・スカアトの襞を多くする
重くなつたセエタアに引火する
今何て云つた?
数年前の機械ぢや妾、上手く聞き取れないよ

動かない儘で居たい/動けない儘で居たい
怠け者の體は一層、生温い椅子に馴染むで居るよ
おどけて居た/誤魔化して居た
ツケがやつと廻つて来たね
万歳
多分まう鳥渡すれば
鼓膜の震えも/愚図ついた空も
此処一帯の湿度もすぐに/元通り。

2004/04/27 (Tue)

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