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是清。の部屋


[97] わたくしのからだ。
詩人:是清。 [投票][編集]

右足左足/真昼の口
噛み砕かれた/骨は最後に歓喜の声上げ果てた
さらなる被虐望む愚かな薄い肺
心ノ臓/収縮の有無は
活動に影響及ぼさない

安全哉
誘ふよ湾岸の備品
止まらないから殺してね/騒ぎ出す臓物

浪漫街道/花と小腸/夢に観さう/さすらひの赤血球

恥づかしがり屋の肝臓
閉ぢ籠もつて彼の大臀筋を夢見てる
まう無い筈の小指
心筋と血管で繋がる

意固地に居座る血小板/腐れても全て水に流すなよ
腫れて今美しいね喉仏
拝め食道
壊し屋に成りました 白血球が

今鋏で開いた
君の中身はとても鮮やかな色

未だ温かい


何処へ?

2004/04/27 (Tue)

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