こことあそこを線で繋いで目を閉じて歩いてゆく何かに脅えつつ落ちてゆくことを恐れ渡ってゆく決して落ちることなどないのに僕の小さなポケットから少しずつ溢れ落ちる時の砂どんな時でも変わらずにそこにある命のように確かに溢れてゆく振り向けばほら僕の誇り一つ一つ手にとればほら僕の苦悩だからこうして今ここに僕があるそう前を向こうほら僕だけの道
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